下田製畳所ブログ

縁ナシには最適?

二月のこの時期は毎年仕事量が落ちてきます。

寒いと畳替えも先延ばしになってしまうのも仕方ありません。

そんな中で縁ナシ畳の注文はうれしいです。

どうしても手のかかる仕事になりますので、時間のあるときのほうが

余裕をもって作ることができます。

茅ケ崎の現場なので行くまでに多少時間がかかりますが、

今の時期は海岸線も混んでいませんので、助かります。

縁ナシ畳には目積表(めせきおもて)を使っているのですが、

最近は縁ナシにしないで縁を付けて収めることも増えてきました。

なかなか風情のある和風の部屋には最適です。

昔は縁ナシ畳より縁付きのほうが高級とされていました。

今では手間がかかる分、縁ナシのほうが割高です。

機械を使わない時代では縁を付ける作業の手間のほうより

縁を付けずに、折り曲げて縫ってしまう縁ナシのほうが

早くできたようです。

昔いた職人さんも縁ナシのほうがはやくできたと言っていました。

 

 

 

 

 

 

 

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