下田製畳所ブログ

イグサは天然のエアコン

 

イグサのスポンジ構造は 夏には湿気を吸い取り

冬には湿気を放出する働きを持っています。

体感温度は湿度によって変化することから

たたみ部屋はフローリングの部屋に比べてすごしやすいと思います。

洋室は冷暖房の普及により、機密性を重視した設計となっているため、

雨天の場合には湿度が15%程度も上昇します。

しかし、和室では5%程度しか上昇しないことがわかっています。

たたみは湿気の多い日本の夏に適した床材なのです。

ある会社が行った研究調査ではイグサの吸湿力を100%とした場合

ポリエステル綿は1%程度、純綿34%、木質ボード9%というような

結果がでました。

100倍もの吸湿性を持っているいぐさを使用したたたみは、

天然のエアコンと呼べるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: イグサは天然のエアコン

このブログ記事に対するトラックバックURL
http://www.shimoda-tatami.com/mt/mt-tb.cgi/85

コメントする

« たたみおもての色が青いのは・・。 | メイン | イグサは薬草です。 »