2009年10月 5日
イグサは天然のエアコン
イグサのスポンジ構造は 夏には湿気を吸い取り
冬には湿気を放出する働きを持っています。
体感温度は湿度によって変化することから
たたみ部屋はフローリングの部屋に比べてすごしやすいと思います。
洋室は冷暖房の普及により、機密性を重視した設計となっているため、
雨天の場合には湿度が15%程度も上昇します。
しかし、和室では5%程度しか上昇しないことがわかっています。
たたみは湿気の多い日本の夏に適した床材なのです。
ある会社が行った研究調査ではイグサの吸湿力を100%とした場合
ポリエステル綿は1%程度、純綿34%、木質ボード9%というような
結果がでました。
100倍もの吸湿性を持っているいぐさを使用したたたみは、
天然のエアコンと呼べるのではないでしょうか。
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