2010年1月10日
イグサは薬草です。
現代人にとってはイグサは敷物・畳に使われるもの
というイメージがついていますが、
もともとは平安時代以降、薬草として使用されてきました。
日本最古の植物辞典である「本草和名(918年深根輔仁)」にも
薬草としての記載があります。
その中でイグサは「燈心草(とうしんそう)」として記述されています。
イグサを煎じて飲むと感染による炎症を抑え、焼いて灰にしたものを
飲用するとのどの疾患を和らげる効能があるといわれていたようです。
変わったところではイグサを飲むと早く懐妊するなどといった話も
当時の書物の中に書かれていたそうです。
効果のほどはともかく庶民の間にもイグサが薬草としての
効能があることを信じられていました。
ではそのイグサはどのような成分でできているのでしょうか?
つづく
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